<12月19日発売>ドレスウォッチの嗜み方をユーモアとともにデザインに投影した限定モデル

クリエイティブレーベル・セコンドセコンドとのコラボレーションにより、世界限定 50 本のトッカータ ヘリテージ セコンドセコンド リミテッド エディションを、2025年12月19日(金)にレイモンドウェイル オンラインストアで発売します。
クラシックなドレスウォッチの伝統に、ユーモアと洗練されたデザイン感覚を加えた、遊び心溢れるタイムピースです。

セコンドセコンドとのコラボレーション
パリ発のクリエイティブレーベルであるセコンドセコンド（seconde/seconde/）は、ロマリック・アンドレが主宰する腕時計のデザインプロジェクトです。
クラシックな時計の伝統を尊重しつつ、ダイアルや針、ロゴなどにユーモアを加え、時計に新しい魅力を与えます。これまでに約40のコラボレーションを重ね、その哲学は一貫しています。「時計の落ち着いた佇まいを尊重しつつ、同時にそれを破る衝動を抑えられない」という矛盾から生まれるデザインが、セコンドセコンドの特徴です。
本モデルは、クラシック調のドレスウォッチ・トッカータ ヘリテージをベースに、セコンドセコンドならではの大胆な発想を融合。ダイアルやケースバックに特徴的なデザインを施し、時計の着け方や巻き上げ方といった「ドレスウォッチコード」をあえておもしろおかしく、皮肉めいた形で指南するユニークな仕掛けが組み込まれています。

レイモンド ウェイルCEO エリー・ベルンハイム
「ドレスウォッチの落ち着きとエレガンスに、セコンドセコンドの遊び心と大胆さが加わり、クラシックに新しい魅力をもたらしています。思わず笑みがこぼれる一歩です。」

セコンドセコンド創設者・デザイナー ロマリック・アンドレ
「トッカータという純粋なドレスウォッチを素材に、伝統的なマナーやドレスコードを軽やかに揶揄しつつ、遊び心あふれる表現を加えました。」

特徴
◆「ドレスウォッチコード」を示すダイアル
ドレスウォッチらしいシンプルな2針ダイアルは、アンスラサイトカラーで左右非対称の仕上げを採用。9時側は落ち着いたマット調でロゴやインデックスをトーンダウン、3時側は光沢のあるサンレイ仕上げとし、視覚的なコントラストを演出。
ダイアル・サファイアクリスタル風防に転写されたイエローの文字は、ドレスウォッチコード＝服装や着け方のマナーを遊び心たっぷりに表現しています。英語圏でよく知られる子ども遊びの・「サイモン セッズ（Simon Says）※」を思わせる、ウィットの利いた表現が特徴です。まるで“Raymond says…”と語りかけてくるように、楽しげなニュアンスでマナーを示しています。

※指示を出す人が”Simon says…”と言った場合のみその指示に従うというルールの命令ゲーム

“Dress shirt cuff should cover at least half of the watch”（ダイアルに転写）
「ドレスシャツの袖口は腕時計の半分以上を覆うべき」というクラシックなマナーを、あえて軽妙な言い回しで指南しています。

“Cuff sweet-spots”（サファイアクリスタル風防に転写）
「シャツの袖口の見せどころ」を示し、時計をちらりと覗かせるか隠すかを自然に意識させます。

“Biz casual” / “Semi-formal” / “Formal”（サファイアクリスタル風防に転写）
「服装カテゴリに応じた目安」として表示され、形式にとらわれすぎず、腕元の印象を意識するきっかけになります

◆「巻く」ロマンを伝えるケースバック
手巻きムーブメントを搭載した本モデルは、リューズを巻くことで時計が目覚める、手作業ならではの喜びを味わえます。ケースバックには、巻く動作そのものを楽しむための特別な演出が施されています。

レギュラーモデルはムーブメント全体が覗けるシースルー仕様ですが、本モデルでは巻き上げに関わる丸穴車だけがあえて見える構造です。リューズを回すと丸穴車が連動して回転し、青焼きネジの鮮やかな色彩とともに、巻き上げを視覚的に楽しむことができます。

さらに、ダイアル側同様に、セコンドセコンドらしい遊びを効かせたメッセージが刻まれています。

“Never wind your watch while wearing it. Take it off first, then wind it in a dramatic fashion (ideally in the middle of a conversation).”
「腕時計を着けたまま巻くのではなく、外して、会話を楽しみながらドラマチックに巻きなさい」というユーモアたっぷりの指南です。丸穴車の動きを眺めながら読むことで、手巻き時計ならではのロマンや儀式感を体験できます。

◆オーバルケースが描くクラシックなフォルム

一般的なラウンド型とは異なるオーバル（楕円）型のステンレススティールケースを採用。時計市場でも比較的珍しい形状で、クラシックな印象を保ちながら手元に独特の存在感を与えます。長辺と短辺の比率が絶妙に計算された薄型フォルムと緩やかなラグのカーブにより、ヴィンテージウォッチのような柔らかい印象を持たせつつ、手首に沿う快適な装着感を実現しています。ケースはすべてポリッシュ仕上げで、光を受けると柔らかく輝き、上質感を際立たせます。