GPHG 2023 受賞作『ミレジム』の
ムーンフェイズ表示付きモデル
GPHG2023受賞作『ミレジム』の
ムーンフェイズ表示付きモデル
ジュネーブ ウォッチメイキング グランプリ(GPHG)2023 にてチャレンジウォッチ賞を受賞し、
伝統継承と技術革新を融合させた「ネオ・ヴィンテージウォッチ」として
世界中で大きな話題となっている『ミレジム』に、
コレクション初となるムーンフェイズ表示付きモデルが登場。
ミレジム
/ 28,800 振動/時
パワーリザーブ約 41 時間
ステンレススティール(ローズゴールドPVD)
ステンレススティール
ステンレススティール
左:直径 39.5mm、厚さ 10.05mm
右:直径 35mm、厚さ 9.98mm
サファイアクリスタル(両面無反射コーティング)
ダイアルの 6 時位置に、『ミレジム』コレクション初となるムーンフェイズ表示を搭載。月が描かれた回転ディスクで、月の満ち欠け(月相)を示します。遊び心を感じさせる特徴的な月の顔「ハッピースマイリングムーンフェイズ」は、職人が1点ずつ手作業で描きあげ、レトロなデザインに仕上げています。
ゼンマイ式時計の
黎明期から続く、
夜空と腕元を結ぶ
古典的コンプリケーション
時間と月には、古来より密接な関係があり、その結びつきは現代社会にも強く根付いています。人類が最も早く用いた暦法と考えられている、月の満ち欠けの周期を基にする太陰暦は、日本ではわずか 150 年前の明治 5 年(1872年)まで採用されていました。現在でも、日本の中秋の名月や冬至、海外のイースターや旧正月などは、太陰暦を基準に定められています。
現代において、月を日常的に見上げる機会は、かつてほど多くはないかもしれません。しかし、日食や月食、スーパームーンなど、月がもたらす天文現象は世界的に大きな注目を浴び、月が人間にとって特別な存在であることは疑う余地もありません。
「時」を刻む時計が「月」の満ち欠けをも示すムーンフェイズ表示は、古来からの「時」と「月」の結びつきに敬意を表しています。
Features
「ネオ・ヴィンテージ」を体現する 6 つの特徴
セクターダイアル
アール・デコの美術様式が流行した 1930 年代のわずかな期間に製造されていた、時・分・秒の目盛りを異なるトラックに表示するセクターダイアル。表面の高さや仕上げに変化をつけ、シャープなフォルムの針を採用することでモダナイズしています。
中央からアワートラックに向けて高さが増す一方で、最も外側のミニッツトラックは外側に向けて緩やかに傾斜し、アワートラックが浮かび上がるように見える 3D 仕様。縦に筋目を入れた中央部、滑らかな質感のアワートラック、同心円状の模様を施したミニッツトラックと、各部で異なる仕上げを採用し、メリハリのあるキリッとした表情に。
ボックス型風防
かつてのプラスチック製風防を想起させる、円柱状の箱を被せたようなヴィンテージデザインの風防を、サファイアクリスタルで再現。現代の技術で、硬度が高いサファイアクリスタルを美しいボックス型に切削しています。
ムーブメント
信頼性の高いセリタ社製ベースの自動巻きムーブメントを搭載。トランスパレントケースバックから、レイモンド ウェイルのイニシャルを象ったW字型ローターの動きを鑑賞することができます。
ケース
近年の時計製造における潮流に沿った直径 39.5mm、小径ケースが主流だった往時のモデルにインスパイアされた直径 35mm の 2 サイズを展開。ミニマルなバーインデックスの直径 39.5mm モデルに対して、直径 35mm モデルは小ぶりのダイアルでも時間を読み取りやすいアラビア数字のインデックスを採用しています。
暮らしの中で快適かつ安心に着用できるよう、薄型でありながら 5 気圧防水(日常生活用強化防水)を備えています。ヘアラインとポリッシュ 2 種類の仕上げを使い分けることで生まれるコントラストが立体感を与えています。
長めのケースラグ
ヴィンテージ感のある長く伸びたケースラグを採用。丸く仕上げた先端をケースバック側に大きく曲げることで、装着感を向上させています。
ヴィンテージ調カーフレザー
柔らかくさらさらとした手触りのヴィンテージ調カーフレザーストラップは、クラシカルなピンバックル仕様。凹凸がなく滑らかなコバ(側面)により、エッジの美しさが際立ちます。剣先に、レイモンドウェイルのイニシャルを象ったW字型ステッチを刺繍しています。
ブレスレット
ステンレススティールブレスレットは 5 連仕様で、ケース同様に2種類の仕上げを組み合わせています。バックル部分にレイモンド ウェイルのモノグラムを刻印しています。
Special Movie of
Millesime Moonphase
Variation
About RAYMOND WEIL
レイモンド ウェイルについて
レイモンド ウェイルは、時計職人レイモンド・ウェイルが 1976 年に創業した、スイス・ジュネーブに本拠を置く独立系時計ブランドです。クオーツ式時計の台頭で危機に陥るスイスの伝統的な機械式時計産業を守るため、逆境の中であえて新しい時計ブランドを作り出したことから、その歴史が始まりました。
ブランドの最大の特徴は、創業より一貫した家族経営による、確立したアイデンティティです。一族に脈々と流れる「ミュージック&アート」への深い造詣をプロダクトに反映させ、洗練されたタイムレスなクラシックコレクション『マエストロ』や、モダンで独創性豊かな『フリーランサー』など、数多くの傑作を生み出してきました。
ザ・ビートルズ、バディ・ホリー、デヴィッド・ボウイ、AC/DC、ボブ・マーリーといった有名ミュージシャンや、世界的アンプメーカー・マーシャル、アメリカを代表するアーティストのジャン=ミシェル・バスキアなどとパートナーシップを締結し、特別なタイムピースの製作にも力を注いでいます。
実直にものづくりに向き合うレイモンド ウェイルの技術・品質は世界で高く評価されており、現在 90 ヵ国 3000 以上の店舗で展開しています。